概要

Model3208


Model3208は有機EL用の、多目的過渡解析機です。
発光周波数特性とインピーダンス分光を組み合わせて、より正確な等価回路をすることができます。
また、発光タイムパターンによりキャリア移動時間の分布を推定することができます。


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交流解析だけでなく、過渡解析ができる
過渡解析

インピーダンス分光に代表される交流解析は、測定原理的に時間情報を持たない為、
有機デバイス研究者にとって最も関心があるであろうキャリア移動時間を直接測定できません。

Model3208では交流解析だけでなく、時間情報を含む過渡解析が可能です。
発光タイムパターンを測定することで、キャリア移動時間の分布を推定することができます。
光測定
EL測定

有機ELは電気→光へ変換するデバイスです。
一般のインピーダンス分光解析だけでは、発光測定をしておらず、
デバイスの動作解析をする上での情報が不足しています。
なぜ今までのインピーダンス分光では光の情報を扱っていなかったのか…
それは、光測定に対応できる測定器がなかったからではないでしょうか。

Model3208は高速PDアンプを内蔵し、DC〜高周波までの光測定を可能にしています。